VALK EAGLE  Act.5-覆戒-


(ACT.5 の台本は、前半後半あわせ、全部で4ページあります。)
★ナレーション部分は、朗読ぽくならないよう、お願いします。 (キャラの台詞の1つのようなものと思って頂ければ)
ユリム・ハイネは普段から「男性」としての意識で振舞っております
★今回は特に、『キャラクターの普段とは違う顔』を意識して演じてください。
 (例ユリム:強気・自他共に厳しく振舞っているが、「大切な者の喪失への恐怖」…といった内心の弱い面など)
★起承転結の【転】の1つめ。

   〜Act.5コンセプト〜
 ・サブタイトルの「覆戒」は、『覆車(ふくしゃ)の戒め』の意。
 ・普段は表に出さず、それぞれのキャラクター間の想い・隠した心情 (※特に、ハイネ⇔ユリム⇔ヒース、レイナ・ユリム⇒エヴァン)。
 ・4年前の回想にて、現在のユリムが自他共に言い聞かせる考えの動機となった事態。(後半3P〜)

   〜あらすじ〜
 EastBase(東基地)での任務を終え、一行は、ミュータントの第一人研究者と同時に彼の実母であるルブラント博士に会うため、
 Centerの中枢基地へと向かっていた。
 道中、East爆破後の合流地点である EastとCenter中間にある海底シェルターでしばしの休息をとることに。
 そこでジェイクハイネから、「VALK EAGLEの真意」…そして、ユリムが口にする言動の裏に隠された要因となる『4年前の事故』を聞かされることとなる。

【ACT.5 覆戒 1P】

 前半 舞台背景:合流地点である海底シェルターでの、各キャラの心情・相関。
          (※オリビアはシェルター射出後にEastを脱出隅。 ハイネは囮となり爆破に飲まれたため、音信不通の状態。
          (※ヒースは『Unknown』の攻撃からディットを庇った際、胸をサイドに強打。肋骨を損傷。
          ★ユリムはEast爆破の衝撃に備え、変声機をOFFにしてます。

ファイル番号 台詞 シチュエーション・メモなど
Act4ラストの爆破音から始まる。 <SE:爆破・爆風・飛行・衝撃音>
Eastを爆破した衝撃にあおられながらも、先に待つオリビア・後に来るハイネとの合流のため、合流地点である海底シェルターに向かう6人。
(6人:ユリム、キャメル、ジェイク、ヒース、ディット、レイナ)
EastBase爆破の衝撃から逃れるため、全速で合流地点に向け飛行するが、
凄まじい爆風と衝撃にあおられ操縦・機体を保つことすら難しい(⇒イメージ:台風・竜巻の中、飛行するような感覚)
キャメル01 っきゃあ?! 爆破の強い衝撃に
あおられ
レイナ01 キャメル! 落ち着いて水平を保って!
キャメル02 わ、わかってるよ! でもこんなに揺れまくってたら操作が…っ 内部まで響く振動に
ディット01 爆破の衝撃が機内までこんだけ響いてくるなんて、パネェってマジ。
ぶつかんないよーにするのがやっとだっつの!
必死に機体を保ちながら
ユリム女01  (『Unknown』との戦闘が多い分、特殊な素材で作られたEAGLEでも、
  直前に離脱し、だいぶ離れたこの位置でさえも これほどの衝撃……。)
 (あの場に残ったハイネは………)
@喪失への恐怖・不安
ヒース01 ………っ、―ハァ、ハァ、……ッゴホ 負傷した肋骨が肺を損傷。
痛みを堪えながらも、
息切れと吐血
ユリム女02 [↑のヒースに気づき] ヒース?!
ヒース02 ッチ…。折れた骨が…、肺に着やがったようだ @痛みと息切れ
ユリム女03 合流地点の海底シェルターは既に破棄されているが、施設の一部は機能しているはず…。
着いたらすぐに手当てをする、から…、
@ハイネだけでなくヒースも
失うのではという不安
ヒース03 ………。そんな顔するもんじゃねぇだろ。
『死ぬな。墜ちるな。』に『生きて帰れ』まで加えた命令は、お前が言ったんだ。
隊長命令に背いて早死にするほど、ヤワじゃねぇよ。 俺も…ハイネもな。
ユリム女04 そう…だな… @不安がぬぐいきれない
レイナ02  (ハイネの安否が確実でない今の状況で、何を言っても気休めにしかならない…。)
 (特に…4年前に『彼』を…エヴァンを亡くした時と似すぎていて、尚更だわ。)
 (それでも、彼女に安心を与えれるのは…ヒース、貴方の言葉なのね…)
キャメル03 キャー! やぁ〜〜もぉお〜〜〜っ!!! 揺れまくりなせーで髪ぐっちゃぐちゃぁあ!!
いつんなったら着くのよぉ!
キーンと響く絶叫怒声
レイナ03 もうそろそろのはずよ。 シェルターは海底地下だから、進入可能なゲートの座標を…
キャメル04 ヤーーーーーー!! ヒール折れる〜っ!スカートめくれるーーーー!! 「ヤー」は「キャー」に近い音
ディット02 キャメルんってば、スカートはおいしいけど…奇声あげすぎ…w 超音波並みの奇声に苦笑い
ジェイク01 カヴァーニ少尉との回線切っとこ…。耳が痛くなる……
キャメル05 ちょっとディットぉお!奇声ってなによぉ! しっかたないじゃん衝撃酷すぎなんだからー!
レイナ04 貴女の声でスピーカーがキンキン鳴ってるわよ。もう着くから大人しくして頂戴。
キャメル06 むぅぅぅ。。 わぁかったわよぉ @レイナにまで叱られ不服
レイナ05 海底シェルターの通信機能は復旧しているのかしら。
オリビアのことだから、使えるようにしてくれているとは思うけど…。
ヒース04 実際に潜って見てみるしかねぇだろうな。
レイナ06 そうね…。
座標が分かっていても、信号が分からなければ、こちらから繋ごうにも無理があるし…。
ユリム女05 ………。 ハイネが気がかりで上の空
レイナ07 もしかしたら、廃棄されたまま開きっぱなしのゲートもあるかもしれないわ。
ユリム、探してみましょう。
ユリム女06 ………、ハイネ…… @祈るようにか細い声で
ヒース05 ユリム!ボケっとするな!
ユリム女07
ヒース06 隊長はテメェだろうが! 過ぎたことを悔いるより、今すべきことを考えろ!
ディット03 お、おいヒース、いくらなんでも そんな言い方ないだろって…
ハイネのこと心配して当たり前じゃねぇか…!
ヒース07 黙れ。
アイツは自分の腕を、ユリムはヤツ自身を信じて覚悟を決めた。
だったら、俺達がすることは、「信じること」だろうが。
@ディットに対しての時より
 若干柔らかな声色
…違うか ユリム。
ユリム女08 いや、そうだな。 まったく、ヒースの言うとおりだよ…。
VALK EAGLE、全機 潜水体制に!
サーチ・ハイディングON!使用可能なゲートを発見次第、シェルターへ!
先行したオリビアと、後に来るハイネとの合流までの間、一時休息とする!
<SE:潜水音、水の音>
<場面転換:海底地下シェルター>
到着し、オリビアと合流。 ユリムはそのままヒースの治療へ。 ハイネを除く他メンバーは、オリビアから施設の状態などを
キャメル08 オッリビア〜! [動作:遠くにオリビアを見つけ、嬉しそうに手を振りながら走ってくる] SE:ヒールで走る音
オリビア01 キャメル @呼び声に気づき
キャメル09 ぁ〜ん、やっと会えたぁ〜〜っ! もー聞いてよっメッチャ大変だったんだからあ 飛び抱きつき甘え
オリビア02 そうみたいね。スカートの裾、めくれてるわよ。 @苦笑
キャメル10 うぁ!サイアク。織り癖ついちゃってるしー。 やーもー髪もグッチャだしマジだっさぁ〜!
ジェイク02 本当、散々だったよ…カヴァーニ少尉の奇声が。
回線切っても、他の人のとこから聞こえてくるとか、どんだけだよ…
@気疲れ
キャメル11 なによぉ。 軍人っても か弱いオトメが悲鳴上げちゃいけないってわけー?!
ジェイク03 悲鳴なら文句ないよ。ただの「悲鳴」ならね。 少尉のは悲鳴通り越して奇声だったって。
あれだけ一人で騒いでて、どこがか弱いんだよ…
キャメル12 こ・の・ガッキ〜〜〜〜!!! アタシのが上だったら捻り倒してやってたのにぃ!
レイナ08 ふふ、若いわねぇ。2人とも。
ディット04 レイナ、なんかそれババくさい…
レイナ09 何か言ったかしらディット 遮って背後に般若な笑み
ディット05 なんも! (ヤッベ口滑った!)
オリビア03 まったく…瀬戸際の直後とはまるで思えない能天っぷりね…。
それはそうと、ユリムと大佐は?
@ディットへの呆れ
レイナ10 ヒースが怪我をして…ユリムはその手当てに。治療が終わったら2人とも来るはずよ。
それまでに、施設内でまだ使えそうなところを探しておきましょう。
リーダー格3人が不在のため
代わりに指示
オリビア04 大佐が…? 最初に医療施設にバッテリー補充しておいて良かったわ…
キャメル13 さっすがオリビア♪ 手が早ぁいv
オリビア05 ちょ…そんな言い方やめてよ。 へんに思われるじゃない。
[気を取り直してレイナに]他にも、ベッドルーム、水脈・風潮システムは、出来る範囲で作動させました。
レイナ11 ありがとう、仕事が速くて助かるわ。
オリビア06 ただ、肝心の通信機能だけは古すぎて…私の知識だけではどうしようも…。
キャメル14 へ? ここってそんな昔のシェルターなの?
レイナ12 ええ。まだ陸地の開拓が進んでなくて、
海底シェルターで生活していた時期のものだから…相当年期が入っているわ
キャメル15 うっあ、そんなオンボロなの?! ど〜りで塩くさいわけだわぁ〜。
レイナ13 昔のマシンは、前に一度触ったことがあるの。 …少し見てみるわ。
ディット06 んーじゃ、オレらは他んとこ見てこようぜ〜。冷蔵庫とか!
キャメル16 シャワーとか!
オリビア07 冷蔵庫だけあっても、冷す食材が無いと思うわよ… @溜息/ディットへのツッコミ
<キャメル・ディット・オリビア、はける。>
通信機の具合をみるレイナ。 ジェイクもその場に残り、やや後方からレイナの作業を見ている。
レイナ14 導線は切れている部分は無さそうだけど…。
さすがに、この程度の明かりでは、暗くて奥のほうまでよく見えないわね…
ジェイク、ペンライト貸してもらえるかしら
マシン本体を点検
ジェイク04 ん、これでいい?[動作:渡す]
レイナ15 えぇ、ありがとう。 …あら、訓練用のじゃない。懐かしいわね @懐かしさにクスっと
ジェイク05 予備に携帯しているんだ。 正規配布されたものは、さっきの衝撃で壊れてしまったし…。
レイナ16 いい心がけね。
……ん〜…。。やっぱり回路に異常は見られないわ。…ということは単にバッテリー切れ?
でも緊急用のバッテリーは正常に作動しているし…まいったわね…
ジェイク06 クラウス将校、ここ導線が一本切れかけてる。
レイナ17 あら!本当だわ。よく気づいたわね
ジェイク07 ……。 (やっぱり、普通の人の視力じゃあ、この程度も見落として当然…なのか…)
細かい作業は得意だから、やってみる。 きっとここ繋げば、動くようになるだろうし。
レイナ18 ありがとう、お願いしてもいいかしら。 場所を譲る
ところで、どうやって切れた導線を直すの? ライターでは他の部分も焼いてしまいそうだし…
ジェイク08 ペンライトの光をレンズで修復部分に凝縮させる。
これなら、少量の光でも火や熱を簡単に起こせるから
⇒虫眼鏡で葉を焼くアレです
レイナ19 なるほど…そんな方法があったなんて…。
「便利」に慣れちゃうと、環境に応じた柔軟な思考が衰えてダメね
@苦笑い
ジェイク09 ………。
ジェイク10 直った。 システムスイッチは…ここか <SE:起動音>
レイナ20 [暫く起動の様子を見て] …セーフモード…か。ダメね、これじゃぁ外への発信ができないわ
ジェイク11 内部の回路を見てみる。 セーフティパスが分かれば解除できるかもしれない
レイナ21 そっか…、あなたのミュータント能力は「回路同調」…! @ハッとして
ジェイク12 俺に出来ること。このくらいしかないから。
……[目を閉じ、意識を集中]…セイフティウォール突破、ファイアーウォール一時解除、
ブラックボックス オープン、CPUに接触・シンクロ……
@自分への皮肉
レイナ22 ?! [目前に広がる巨大な空間モニタ、そこに映し出され次々流れるる膨大な情報量に驚愕]
 (凄い……これがキャメルの言っていた、ジェイクの回路同調能力なの…?!)
 (全ての情報を引き出すなんて……、直接CPUに侵入するハイネとは真逆だわ…)
〜場面転換:キャメル、オリビア、ディット〜
施設内の他の機能を作動・チェックして周る。
ディット07 シャワーも温水出るし、冷蔵庫もあったし、便所も水流れたし!
とりあえず最低限の設備は生きててくれてよかったぜ〜
オリビア08 肝心の食材は無かったけどね。
キャメル17 食べれそうなものったら、アタシらがいつも持ち歩いてるキャンディーとか、携帯食くらいだよねぇ…
アタシあの携帯食キライ〜、まっずすぎ!
ディット08 ポッキーと飴玉程度じゃ、全然マンプクなんねーしなぁ…。。
ディット09 あっそーだ!ななななな!ここって海中だったよな?!
ならさ、そこらへんに泳いでる魚獲ってくりゃいんじゃね?!?!
@ピンっとひらめいて
オリビア09 ディット…[溜息] ここは海中でなくて海底…地中よ。
それに、こんな深海に生存している魚類なんて、食べれるのかも分かったものじゃないわ。
第一、太陽の光も届かないほどの深さよ。 生身の体で出れば水圧で肺が圧迫されてしまうじゃない…。
ディット10 あそっかぁ〜…くっそーナイスアイデアだと思ったんだけどなぁ
キャメル18 アンタの「イイアイディア」って、いっつも使えない案ばっかだよね…
こんなのと一緒にされる犬のほうがカワイソ…
ディット11 そーいやさぁ〜、使えそうなベッドルーム、人数分ないじゃん〜?
確か3部屋だっけ? 相部屋にしても、キッツキツじゃね?
@180度話の方向転換
キャメル19 アンタもほんっとよくコロコロ話題かえれるよねぇ… ある意味尊敬するわ。
オリビア10 それは相談して決めればいいじゃない。ヒースの治療も、もうそろそろ終わるでしょうし
キャメル20 男子3人は決定でいいと思うけどね! ちょっとユリムんとこ覗いてこ〜っと♪ 軽い足取りで治療室へ
ディット12 あ、オレも覗き見いくいくー! キャメルを追って
オリビア11 もぅ…2人ともコドモなんだから[溜息]
〜場面転換:レイナ、ジェイク〜
ジェイク12、レイナ22より続く。
レイナ23  (次々と通信システムの各箇所が正常に作動していっている…。)
 (私でも一度しか触ったことのない古いマシンを、こんな短時間で………)
@驚きと感心
ジェイク13 ……クラウス将校。[意識をシンクロさせながら、気になっていたことを問いかけ。]
レイナ24 「レイナ」でいいわよ。そんなに畏まらないで気楽にしてちょうだい @優しく
ジェイク14 …レイn…[呼んでみようとするが気恥ずかしくなり、思わずフルネームで] レイナ=クラウス将校… @口篭りながら
レイナ25 [クスっと笑い] ごめんなさい、あなたの呼びやすい通りでいいわ
ジェイク15 みんな…どうして副隊長のことを口にしない?
長く仕えて、しかも少佐や大佐なんかは軍学校(グンガクコウ)のときから続く仲なんだろう?
少しでも気にしたりするもんなんじゃないのか?
※ジェイク自身、人と関係を
持たないようにしていたため
あくまで「論理的憶測」
レイナ26 そうね…。 誰も、彼女を気にかけていない人なんて、居ないわ。
それでもヘンに心配したりせず居られるのは、長い付き合いが築いた「信頼」があるからこそ・じゃないかしら。
ジェイク16 なんだそれ? 矛盾していない…?
レイナ27 そうかもしれないわね…。
でも、あなたにも心から信頼を置けるヒトができたら、理解できるんじゃないかしら
ジェイク17 …………[深く考え込む]
いくら信頼してようが、生きてるって信じてても、ヒトは必ずいつか死ぬ。
特に、VALKのように常に最前線で『Unknown』と戦って、死と背中合わせならなおさらだ。
Eastで囮になった副隊長は、『Unknown』の大群のど真ん中…爆破の直撃を受ける場所に居た。
生きている可能性のほうが0に等しい。
レイナ28 ええ…。 それでも、彼女ならあの場を逃れてくる。無事、帰ってくる。 …そう、信じているのよ。
爆風に呑まれ、入り乱れる『Unknown』の機体を避けながらの脱出は、あなたが言うように困難だわ。
彼女の操縦テクニックでも、抜けれる確信も難しいところ…。
@優しくも重く真剣な声色
ジェイク18 それじゃあどうして
レイナ29 確かな確信も、補償も、可能性も、誰にも断言できないわよ…。無論、ハイネが無事でいることもね…。
でもね、あの役はハイネでなきゃ出来ないの。 …違うわ、ハイネだからこそ成せること。
ジェイク19 言ってる意味が分からない
レイナ30 あなたも、何度か見たことはあるでしょう。彼女のアクロバティックな飛行技術は。
ジェイク20 乗り物酔いしそうなアレか…
レイナ31 どんな時にも、「本当の死」を覚悟しなければ、打破できない状況というものがあるの。
たとえ、大切な仲間や、誰かを犠牲にしなくてはならなくてもね。
ジェイク21 ………
レイナ32 Eastのパイロットたちがヒースに言っていたことを覚えている?
ジェイク22 「自分たちを捨て駒にする」…?
レイナ33 ……そういうことよ。
でも、誤解しないでね。私たちはハイネを捨て、見殺しにしたんじゃないの。
ユリムだって、大事な無二の友人にそんな危険な役回りをさせたくない…。
それでも、任せたのは、これまでにいくつもの生死をかけた戦場を共にくぐりぬけてきた経験と、技術、
口癖のように2人がいつも言う口約束。
ジェイク23 そんな根拠の無いものが、信頼?
レイナ34 不思議なものよね。形の無い、確証のないものなのに、私たちはそれを「信頼」と呼び、信じてしまうのだから。
ジェイク24 ………
レイナ35 でもね、ハイネは還ってくるわよ。 …必ずね。 @微笑みながら


ファイル番号 台詞 シチュエーション・メモなど
〜場面転換:ユリム、ヒース〜
レントゲンからヒースの怪我が想像以上に重傷で、動揺するユリム。
ユリム女09 そんな… @X線フィルムをみて唖然
ユリム女10  (左肋骨が粉々になってる…。ここの設備なんかじゃ、応急処置程度しかできない。このままでは…) 動揺を隠せない
ヒース08 ふぅん…肋が綺麗に木っ端微塵になってやがったのか。こりゃまともにヤニも吸えねえな… @背後から眺めながら
ユリム女11 またお前は! どうしてそんなに悠長にしていられるんだ!
早く整った設備で治療をしなければ、砕けた骨が肺を傷つけるどころか、穴を……
ユリム女12 肺に……穴が開いて……死ん…
[4年前、敬愛していた人物を亡くしたときの苦しみがフラッシュバック]
詰まる声で。
徐々に様子がおかしく
ヒース09 …? ユリム…? 異変に気づき
ユリム女13 ぃ…ゃ……いや……、このままじゃ…ヒース…まで…、死んd―…[死んでしまう をハッキリ言えない]
[※ここからは、過呼吸(=息が詰まり呼吸が乱れる)と泣き崩れながらの演技でお願いします]
壁に凭れ泣き崩れる
ヒース10 ユリム!落ち着け、しっかりしろ! ユリムの体を起こし支える
ユリム女14 いや…いや……! やめて…いか…ないで……、私を…おいてかないで…… @搾り出す弱く細い声
ヒース11 落ち着いて、ゆっくり息をしろ。
ハイネも、俺も、そう簡単にくたばったりしない。
ユリム女15 だって…! あんなに、咳き込んで…血も……
ヒース12 肺に傷ができりゃ、誰だってああはなるさ。 それに…あの「約束」もあるしな @優しく
ユリム女16 やく…そく…?
ヒース13 ああ。 …ま、VALKを立てた時のことだ。4年も経ちゃぁ、忘れてもしかたねぇか
ユリム女17 [何のことか思い出し、ハっと] わ、忘れてなんて…―っ [キスで言葉を遮られる]
ヒース14 ・・・・・[キスと同時に液状の睡眠剤を飲ませる。⇒口付け・軽く絡める音演技をお願いします]
ユリム女18 ―っ?! …んん、
[同上、突然のキスで口を塞がれる→キスと一緒に流れてくる睡眠剤を飲み込む 演技をお願いします]
突然のことに一瞬驚くも
抵抗せず薬も受け入れる
ヒース15 [軽く口を放し]
この先、何がどんな事があろうと、絶対に死なない。
あんな得体の知れないヤツラなんかに、そうそうやられてたまるかよ。
@ゆっくりと一言一言
 確かな言葉。

"ヒースだけ"
"ヒースだから言える"
誓いのキメ台詞
 
上のヤツラや誰がなんと言おうと知ったこっちゃねぇ。俺の上官はユリム…お前一人だけだ。
「お前の言葉」・「お前自身」、「お前」だけが俺の全て。
死ぬなというなら死んでも死なねぇ。 生きて還れと言われりゃ どんな修羅場も越えてやる。
俺の命、生涯、全て…ユリム、おまえのものだ。
ヒース16 …もう一度、この指輪に誓う。 指輪と…鷹の名にかけてな。[指輪=2人の左薬指のペアリング]
ユリム女19 ほんとう…お前ってやつは…… @安堵・嬉の笑み
 /睡魔で虚ろ虚ろ
ユリム女20 キスで睡眠薬を飲ませたやつが…よく言うよ……(寝
ヒース17 どうせ、何日もろくに寝てないんだろ…。 今のうちに、そのままゆっくり眠っていろ @静かに優しく
<SE:ドア開閉>
ユリムを抱え医務室を出たところで、聞き耳を立てていたキャメル&ディットと遭遇するヒース。
キャメル21 キャーv お姫だっこ〜v 出てきたヒース(とユリム)を
見てハシャグ2人
ディット13 「この指輪と鷹の名に誓う キリッ」…だってよ、ラッブラブぅ〜v
ヒース18 テメェらな…… @眉を寄せ溜息
キャメル22 や〜んv いいなぁvV アタシもあんなカッコイーこと言われて〜、お姫抱っこされてみたぁいv @両頬を抑え黄色い声
ディット14 で?で? 隊長眠らせて何してたんだよっこの色男! 肘で小突きながらニヤニヤと
ヒース19 ・・・・(溜息) ディット。
ディット15 んん? なになに?? 何を聞けるかとワクワク
ヒース20 3回まわって、胡坐(アグラ)のままジャンプしてみろ。 言ってそのまま去る
ディット16 おうよ! い〜ち、に〜い、さ〜ん、アグラかいてジャ〜ンプっ!!!!! 何も考えずに勢いよくジャンプ
  ↓
着地同時に痛い惨事に絶叫
ディット17 アッギャーーーーーーーーーーーー?!?!?!
キャメル23 鬼畜通り越して悪魔だわ……。。 ディットおきのどく……
ベッドルームへ向かう途中、帰還したハイネと遭遇。
(★ハイネは爆破の直撃を受けたにも関わらず、打撲・擦り傷・軽い火傷などの軽症。 しかし衝撃で眼鏡と変声機を損傷)
ハイネ01 は〜ぁあ、お気に入りのグラスがオシャカだぜ。ったく…。 この時点ではまだ変声機が
機能しており、男性キャスト
ハイネ02 この色、確かもう売ってないんだよなぁ…、、 佐官の権力つかって再生産させるか @歩きながらの小言
ハイネ03 …って、あんれ? あ、あ〜〜あ〜〜、 変声機の不調。
ハイネ04 うーあ、ボイスチェンジャーまでヤられてやんの。 今日は厄日かよ…ん? ※男声・女声被り
ハイネ女01 →こちらに来るヒースに気づき
ヒース21 遅い。
ハイネ女02 そう言うなよなー。
モロに爆撃くらってぶっとばされるわ、Unknownの機体と衝突しそうになるわで大変だったんだぜー?
@「大変」という割りには
 笑いながら。
ヒース22 掠り傷と軽い火傷の程度で、「大変」たぁよくいったもんだな。
ハイネ女03 そこはホラ、俺様の華麗なテク♪ ってね
ハイネ女04 そっれより…。お姫さんのこんな可愛い寝顔、久々に見るねぇ。 チューしたくなっちま… ユリムの寝顔を覗き込み
ヒース23 ・・・・・・・ ハイネを睨み付け無言の威圧
ハイネ女05 ジョーダンジョーダン冗談だって、おっかねーなぁ。
…あ〜…お前「美女と野獣」って映画しってるかー?
降参のポーズで笑いながら
ヒース24 知らねぇな @プイっと無関心吐き捨て
ハイネ女06 お前とユリム、まっさにその通りだぜ。あ〜あ。 ………ほんと笑っちゃうよな… @絞り出す声。嫉妬・悔
ハイネ女07 惚れた女、惚れられた女…どっちもイイ女すぎて、出来るならカラダもココロも丸ごと奪っちまいたいよ。
ヒース25 …… 「笑っちゃうよな」から
ハイネの心情を悟り
ハイネ女08 なのに、ウチもこれで「オンナだから」ってだけで、アンタみたいな一線越えた関係にはなれない。
外見と声だけはオトコに間違えられるくらいなのにさ…悔しいよ………
@やりきれない思い
ヒース26 ならオトコになりたいか。オトコに生まれたかったかと聞いたら、違うだろ。 @心情を理解しての台詞
ハイネ女09 ハハっ、よく分かってらっしゃる。
…アンタも怪我してんだろ?
ヘビースモーカーがタバコ吸ってないなんて、肺をどーかしないかぎりありえねーし。
ヒース27 ああ。肋骨 数本、綺麗にぶっとんだお陰でな。 @普段の声色・口調に戻る
ハイネ女10 ユリム寝かせるついでに、一緒に大人しくしとけよ。 アンタに…死なれたら困るから…
ヒース28 4年前の二の舞は御免だってか? 言われなくてもその気はサラサラねぇよ。
むしろ無謀すぎなテメェに、台詞そのまま返してやる
ハイネ女11 分かってる。 けど無茶無謀はお互い様だろ?ユリムのためにも、何が何でも死ねねぇってこともさ。
ヒース29 ………。そうだな…。 @静かに頷き、去る

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