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ファイル番号 |
台詞 |
シチュエーション・メモなど |
Act4ラストの爆破音から始まる。 <SE:爆破・爆風・飛行・衝撃音>
Eastを爆破した衝撃にあおられながらも、先に待つオリビア・後に来るハイネとの合流のため、合流地点である海底シェルターに向かう6人。
(6人:ユリム、キャメル、ジェイク、ヒース、ディット、レイナ) |
EastBase爆破の衝撃から逃れるため、全速で合流地点に向け飛行するが、
凄まじい爆風と衝撃にあおられ操縦・機体を保つことすら難しい(⇒イメージ:台風・竜巻の中、飛行するような感覚) |
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キャメル01 |
っきゃあ?! |
爆破の強い衝撃に
あおられ |
レイナ01 |
キャメル! 落ち着いて水平を保って! |
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キャメル02 |
わ、わかってるよ! でもこんなに揺れまくってたら操作が…っ |
内部まで響く振動に |
ディット01 |
爆破の衝撃が機内までこんだけ響いてくるなんて、パネェってマジ。
ぶつかんないよーにするのがやっとだっつの! |
必死に機体を保ちながら |
ユリム女01 |
(『Unknown』との戦闘が多い分、特殊な素材で作られたEAGLEでも、
直前に離脱し、だいぶ離れたこの位置でさえも これほどの衝撃……。)
(あの場に残ったハイネは………) |
@喪失への恐怖・不安 |
ヒース01 |
………っ、―ハァ、ハァ、……ッゴホ |
負傷した肋骨が肺を損傷。
痛みを堪えながらも、
息切れと吐血 |
ユリム女02 |
![↑のヒースに気づき] ヒース?! |
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ヒース02 |
ッチ…。折れた骨が…、肺に着やがったようだ |
@痛みと息切れ |
ユリム女03 |
合流地点の海底シェルターは既に破棄されているが、施設の一部は機能しているはず…。
着いたらすぐに手当てをする、から…、 |
@ハイネだけでなくヒースも
失うのではという不安 |
ヒース03 |
………。そんな顔するもんじゃねぇだろ。
『死ぬな。墜ちるな。』に『生きて帰れ』まで加えた命令は、お前が言ったんだ。
隊長命令に背いて早死にするほど、ヤワじゃねぇよ。 俺も…ハイネもな。 |
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ユリム女04 |
そう…だな… |
@不安がぬぐいきれない |
レイナ02 |
(ハイネの安否が確実でない今の状況で、何を言っても気休めにしかならない…。)
(特に…4年前に『彼』を…エヴァンを亡くした時と似すぎていて、尚更だわ。)
(それでも、彼女に安心を与えれるのは…ヒース、貴方の言葉なのね…) |
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キャメル03 |
キャー! やぁ〜〜もぉお〜〜〜っ!!! 揺れまくりなせーで髪ぐっちゃぐちゃぁあ!!
いつんなったら着くのよぉ! |
キーンと響く絶叫怒声 |
レイナ03 |
もうそろそろのはずよ。 シェルターは海底地下だから、進入可能なゲートの座標を… |
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キャメル04 |
ヤーーーーーー!! ヒール折れる〜っ!スカートめくれるーーーー!! |
「ヤー」は「キャー」に近い音 |
ディット02 |
キャメルんってば、スカートはおいしいけど…奇声あげすぎ…w |
超音波並みの奇声に苦笑い |
ジェイク01 |
カヴァーニ少尉との回線切っとこ…。耳が痛くなる…… |
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キャメル05 |
ちょっとディットぉお!奇声ってなによぉ! しっかたないじゃん衝撃酷すぎなんだからー! |
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レイナ04 |
貴女の声でスピーカーがキンキン鳴ってるわよ。もう着くから大人しくして頂戴。 |
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キャメル06 |
むぅぅぅ。。 わぁかったわよぉ |
@レイナにまで叱られ不服 |
レイナ05 |
海底シェルターの通信機能は復旧しているのかしら。
オリビアのことだから、使えるようにしてくれているとは思うけど…。 |
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ヒース04 |
実際に潜って見てみるしかねぇだろうな。 |
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レイナ06 |
そうね…。
座標が分かっていても、信号が分からなければ、こちらから繋ごうにも無理があるし…。 |
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ユリム女05 |
………。 |
ハイネが気がかりで上の空 |
レイナ07 |
もしかしたら、廃棄されたまま開きっぱなしのゲートもあるかもしれないわ。
ユリム、探してみましょう。 |
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ユリム女06 |
………、ハイネ…… |
@祈るようにか細い声で |
ヒース05 |
ユリム!ボケっとするな! |
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ユリム女07 |
! |
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ヒース06 |
隊長はテメェだろうが! 過ぎたことを悔いるより、今すべきことを考えろ! |
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ディット03 |
お、おいヒース、いくらなんでも そんな言い方ないだろって…
ハイネのこと心配して当たり前じゃねぇか…! |
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ヒース07 |
黙れ。
アイツは自分の腕を、ユリムはヤツ自身を信じて覚悟を決めた。
だったら、俺達がすることは、「信じること」だろうが。 |
@ディットに対しての時より
若干柔らかな声色 |
…違うか ユリム。 |
ユリム女08 |
いや、そうだな。 まったく、ヒースの言うとおりだよ…。 |
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VALK EAGLE、全機 潜水体制に!
サーチ・ハイディングON!使用可能なゲートを発見次第、シェルターへ!
先行したオリビアと、後に来るハイネとの合流までの間、一時休息とする! |
<SE:潜水音、水の音> |
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<場面転換:海底地下シェルター>
到着し、オリビアと合流。 ユリムはそのままヒースの治療へ。 ハイネを除く他メンバーは、オリビアから施設の状態などを |
キャメル08 |
オッリビア〜! [動作:遠くにオリビアを見つけ、嬉しそうに手を振りながら走ってくる] |
SE:ヒールで走る音 |
オリビア01 |
キャメル |
@呼び声に気づき |
キャメル09 |
ぁ〜ん、やっと会えたぁ〜〜っ! もー聞いてよっメッチャ大変だったんだからあ |
飛び抱きつき甘え |
オリビア02 |
そうみたいね。スカートの裾、めくれてるわよ。 |
@苦笑 |
キャメル10 |
うぁ!サイアク。織り癖ついちゃってるしー。 やーもー髪もグッチャだしマジだっさぁ〜! |
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ジェイク02 |
本当、散々だったよ…カヴァーニ少尉の奇声が。
回線切っても、他の人のとこから聞こえてくるとか、どんだけだよ… |
@気疲れ |
キャメル11 |
なによぉ。 軍人っても か弱いオトメが悲鳴上げちゃいけないってわけー?! |
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ジェイク03 |
悲鳴なら文句ないよ。ただの「悲鳴」ならね。 少尉のは悲鳴通り越して奇声だったって。
あれだけ一人で騒いでて、どこがか弱いんだよ… |
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キャメル12 |
こ・の・ガッキ〜〜〜〜!!! アタシのが上だったら捻り倒してやってたのにぃ! |
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レイナ08 |
ふふ、若いわねぇ。2人とも。 |
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ディット04 |
レイナ、なんかそれババくさい… |
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レイナ09 |
何か言ったかしらディット |
遮って背後に般若な笑み |
ディット05 |
なんも! (ヤッベ口滑った!) |
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オリビア03 |
まったく…瀬戸際の直後とはまるで思えない能天っぷりね…。
それはそうと、ユリムと大佐は? |
@ディットへの呆れ |
レイナ10 |
ヒースが怪我をして…ユリムはその手当てに。治療が終わったら2人とも来るはずよ。
それまでに、施設内でまだ使えそうなところを探しておきましょう。 |
リーダー格3人が不在のため
代わりに指示 |
オリビア04 |
大佐が…? 最初に医療施設にバッテリー補充しておいて良かったわ… |
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キャメル13 |
さっすがオリビア♪ 手が早ぁいv |
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オリビア05 |
ちょ…そんな言い方やめてよ。 へんに思われるじゃない。
[気を取り直してレイナに]他にも、ベッドルーム、水脈・風潮システムは、出来る範囲で作動させました。 |
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レイナ11 |
ありがとう、仕事が速くて助かるわ。 |
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オリビア06 |
ただ、肝心の通信機能だけは古すぎて…私の知識だけではどうしようも…。 |
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キャメル14 |
へ? ここってそんな昔のシェルターなの? |
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レイナ12 |
ええ。まだ陸地の開拓が進んでなくて、
海底シェルターで生活していた時期のものだから…相当年期が入っているわ |
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キャメル15 |
うっあ、そんなオンボロなの?! ど〜りで塩くさいわけだわぁ〜。 |
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レイナ13 |
昔のマシンは、前に一度触ったことがあるの。 …少し見てみるわ。 |
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ディット06 |
んーじゃ、オレらは他んとこ見てこようぜ〜。冷蔵庫とか! |
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キャメル16 |
シャワーとか! |
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オリビア07 |
冷蔵庫だけあっても、冷す食材が無いと思うわよ… |
@溜息/ディットへのツッコミ |
<キャメル・ディット・オリビア、はける。>
通信機の具合をみるレイナ。 ジェイクもその場に残り、やや後方からレイナの作業を見ている。 |
レイナ14 |
導線は切れている部分は無さそうだけど…。
さすがに、この程度の明かりでは、暗くて奥のほうまでよく見えないわね…
ジェイク、ペンライト貸してもらえるかしら |
マシン本体を点検 |
ジェイク04 |
ん、これでいい?[動作:渡す] |
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レイナ15 |
えぇ、ありがとう。 …あら、訓練用のじゃない。懐かしいわね |
@懐かしさにクスっと |
ジェイク05 |
予備に携帯しているんだ。 正規配布されたものは、さっきの衝撃で壊れてしまったし…。 |
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レイナ16 |
いい心がけね。
……ん〜…。。やっぱり回路に異常は見られないわ。…ということは単にバッテリー切れ?
でも緊急用のバッテリーは正常に作動しているし…まいったわね… |
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ジェイク06 |
クラウス将校、ここ導線が一本切れかけてる。 |
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レイナ17 |
あら!本当だわ。よく気づいたわね |
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ジェイク07 |
……。 (やっぱり、普通の人の視力じゃあ、この程度も見落として当然…なのか…) |
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細かい作業は得意だから、やってみる。 きっとここ繋げば、動くようになるだろうし。 |
レイナ18 |
ありがとう、お願いしてもいいかしら。 |
場所を譲る |
ところで、どうやって切れた導線を直すの? ライターでは他の部分も焼いてしまいそうだし… |
ジェイク08 |
ペンライトの光をレンズで修復部分に凝縮させる。
これなら、少量の光でも火や熱を簡単に起こせるから |
⇒虫眼鏡で葉を焼くアレです |
レイナ19 |
なるほど…そんな方法があったなんて…。
「便利」に慣れちゃうと、環境に応じた柔軟な思考が衰えてダメね |
@苦笑い |
ジェイク09 |
………。 |
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ジェイク10 |
直った。 システムスイッチは…ここか <SE:起動音> |
レイナ20 |
[暫く起動の様子を見て] …セーフモード…か。ダメね、これじゃぁ外への発信ができないわ |
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ジェイク11 |
内部の回路を見てみる。 セーフティパスが分かれば解除できるかもしれない |
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レイナ21 |
そっか…、あなたのミュータント能力は「回路同調」…! |
@ハッとして |
ジェイク12 |
俺に出来ること。このくらいしかないから。
……[目を閉じ、意識を集中]…セイフティウォール突破、ファイアーウォール一時解除、
ブラックボックス オープン、CPUに接触・シンクロ…… |
@自分への皮肉 |
レイナ22 |
?! [目前に広がる巨大な空間モニタ、そこに映し出され次々流れるる膨大な情報量に驚愕]
(凄い……これがキャメルの言っていた、ジェイクの回路同調能力なの…?!)
(全ての情報を引き出すなんて……、直接CPUに侵入するハイネとは真逆だわ…) |
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〜場面転換:キャメル、オリビア、ディット〜
施設内の他の機能を作動・チェックして周る。 |
ディット07 |
シャワーも温水出るし、冷蔵庫もあったし、便所も水流れたし!
とりあえず最低限の設備は生きててくれてよかったぜ〜 |
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オリビア08 |
肝心の食材は無かったけどね。 |
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キャメル17 |
食べれそうなものったら、アタシらがいつも持ち歩いてるキャンディーとか、携帯食くらいだよねぇ…
アタシあの携帯食キライ〜、まっずすぎ! |
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ディット08 |
ポッキーと飴玉程度じゃ、全然マンプクなんねーしなぁ…。。 |
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ディット09 |
あっそーだ!ななななな!ここって海中だったよな?!
ならさ、そこらへんに泳いでる魚獲ってくりゃいんじゃね?!?! |
@ピンっとひらめいて |
オリビア09 |
ディット…[溜息] ここは海中でなくて海底…地中よ。
それに、こんな深海に生存している魚類なんて、食べれるのかも分かったものじゃないわ。
第一、太陽の光も届かないほどの深さよ。 生身の体で出れば水圧で肺が圧迫されてしまうじゃない…。 |
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ディット10 |
あそっかぁ〜…くっそーナイスアイデアだと思ったんだけどなぁ |
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キャメル18 |
アンタの「イイアイディア」って、いっつも使えない案ばっかだよね…
こんなのと一緒にされる犬のほうがカワイソ… |
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ディット11 |
そーいやさぁ〜、使えそうなベッドルーム、人数分ないじゃん〜?
確か3部屋だっけ? 相部屋にしても、キッツキツじゃね? |
@180度話の方向転換 |
キャメル19 |
アンタもほんっとよくコロコロ話題かえれるよねぇ… ある意味尊敬するわ。 |
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オリビア10 |
それは相談して決めればいいじゃない。ヒースの治療も、もうそろそろ終わるでしょうし |
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キャメル20 |
男子3人は決定でいいと思うけどね! ちょっとユリムんとこ覗いてこ〜っと♪ |
軽い足取りで治療室へ |
ディット12 |
あ、オレも覗き見いくいくー! |
キャメルを追って |
オリビア11 |
もぅ…2人ともコドモなんだから[溜息] |
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〜場面転換:レイナ、ジェイク〜
ジェイク12、レイナ22より続く。 |
レイナ23 |
(次々と通信システムの各箇所が正常に作動していっている…。)
(私でも一度しか触ったことのない古いマシンを、こんな短時間で………) |
@驚きと感心 |
ジェイク13 |
……クラウス将校。[意識をシンクロさせながら、気になっていたことを問いかけ。] |
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レイナ24 |
「レイナ」でいいわよ。そんなに畏まらないで気楽にしてちょうだい |
@優しく |
ジェイク14 |
…レイn…[呼んでみようとするが気恥ずかしくなり、思わずフルネームで] レイナ=クラウス将校… |
@口篭りながら |
レイナ25 |
[クスっと笑い] ごめんなさい、あなたの呼びやすい通りでいいわ |
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ジェイク15 |
みんな…どうして副隊長のことを口にしない?
長く仕えて、しかも少佐や大佐なんかは軍学校(グンガクコウ)のときから続く仲なんだろう?
少しでも気にしたりするもんなんじゃないのか? |
※ジェイク自身、人と関係を
持たないようにしていたため
あくまで「論理的憶測」 |
レイナ26 |
そうね…。 誰も、彼女を気にかけていない人なんて、居ないわ。
それでもヘンに心配したりせず居られるのは、長い付き合いが築いた「信頼」があるからこそ・じゃないかしら。 |
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ジェイク16 |
なんだそれ? 矛盾していない…? |
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レイナ27 |
そうかもしれないわね…。
でも、あなたにも心から信頼を置けるヒトができたら、理解できるんじゃないかしら |
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ジェイク17 |
…………[深く考え込む]
いくら信頼してようが、生きてるって信じてても、ヒトは必ずいつか死ぬ。
特に、VALKのように常に最前線で『Unknown』と戦って、死と背中合わせならなおさらだ。
Eastで囮になった副隊長は、『Unknown』の大群のど真ん中…爆破の直撃を受ける場所に居た。
生きている可能性のほうが0に等しい。 |
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レイナ28 |
ええ…。 それでも、彼女ならあの場を逃れてくる。無事、帰ってくる。 …そう、信じているのよ。
爆風に呑まれ、入り乱れる『Unknown』の機体を避けながらの脱出は、あなたが言うように困難だわ。
彼女の操縦テクニックでも、抜けれる確信も難しいところ…。 |
@優しくも重く真剣な声色 |
ジェイク18 |
それじゃあどうして |
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レイナ29 |
確かな確信も、補償も、可能性も、誰にも断言できないわよ…。無論、ハイネが無事でいることもね…。
でもね、あの役はハイネでなきゃ出来ないの。 …違うわ、ハイネだからこそ成せること。 |
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ジェイク19 |
言ってる意味が分からない |
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レイナ30 |
あなたも、何度か見たことはあるでしょう。彼女のアクロバティックな飛行技術は。 |
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ジェイク20 |
乗り物酔いしそうなアレか… |
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レイナ31 |
どんな時にも、「本当の死」を覚悟しなければ、打破できない状況というものがあるの。
たとえ、大切な仲間や、誰かを犠牲にしなくてはならなくてもね。 |
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ジェイク21 |
……… |
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レイナ32 |
Eastのパイロットたちがヒースに言っていたことを覚えている? |
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ジェイク22 |
「自分たちを捨て駒にする」…? |
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レイナ33 |
……そういうことよ。
でも、誤解しないでね。私たちはハイネを捨て、見殺しにしたんじゃないの。
ユリムだって、大事な無二の友人にそんな危険な役回りをさせたくない…。
それでも、任せたのは、これまでにいくつもの生死をかけた戦場を共にくぐりぬけてきた経験と、技術、
口癖のように2人がいつも言う口約束。 |
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ジェイク23 |
そんな根拠の無いものが、信頼? |
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レイナ34 |
不思議なものよね。形の無い、確証のないものなのに、私たちはそれを「信頼」と呼び、信じてしまうのだから。 |
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ジェイク24 |
……… |
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レイナ35 |
でもね、ハイネは還ってくるわよ。 …必ずね。 |
@微笑みながら |
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