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〜場面転換〜
<North Citybase(市街基地)。 基地自体は地下にあり、内部はどこにでもあるデパートメントストア+ホテル> |
North Citybase(市街基地)に到着した ハイネ・キャメル・オリビア
の3人は、休息の時間を有意義に過ごしていた。
次の任務期間に向け、ショッピングを存分に楽しむキャメルとハイネ。生真面目さから溜息しつつ見守るオリビア。
(SE:ガヤ。生活音など) |
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キャメル01 |
う〜〜〜〜ん、おっも〜〜〜い! だ〜れ〜か〜ちょっと持ってよぉぉ |
買い過ぎた衣類の重みに耐えかね |
オリビア01 |
買いすぎよ、キャメル。 それ全部持っていくつもり?さすがに入りきらないと思うけど。 |
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キャメル02 |
だっていっつも同じ服なんて着てらんないじゃん。あとクレンジングオイルと…
あーーーー、んもう!ハイネちょっとコレ持ってよー! |
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ハイネ02 |
[少し間を置いて。何か真剣に品選びしていたところを急に呼ばれ]んあ? 呼んだ? |
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キャメル03 |
呼・ん・だぁ!!!! 両手持ちきれなくてこれじゃぁ化粧品買いにいけない!って! |
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ハイネ03 |
俺荷物持ち係りじゃないんだけど(苦笑) カートに入れりゃいいだろ?俺いま忙しーいの。 |
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キャメル04 |
なによそれーっ!オトコならレディの荷物自分から持つもんでしょー?! |
軽くあしらわれ、猛反発 |
オリビア02 |
ホールに響いてるわよ…。ほら、カート持ってきたから。 |
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キャメル05 |
さっすがオリビア♪ だ〜れかさんと違って気がきくぅv |
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オリビア03 |
まだ他に買うんだったら、一旦荷物置いてらっしゃい。 このへんで待ってるから。 |
まるで姉妹のような会話 |
キャメル06 |
は〜いっ☆ |
<キャメル、荷物を置きに機体へともどる> |
ハイネ04 |
ほんと、オリビアは「キャメルのおねーさん」
だよなぁ。…むしろ保護者か? |
上のやりとりを見て |
オリビア04 |
キャメルは…なんていうか、目が離せないというか…つい手を焼いてしまうの。
そういう あなた達だって似たものじゃない。 |
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ハイネ05 |
そりゃねぇ。ユリムあっての俺、俺あってのユリム。いつでもどこでも「一心同体」ってや・つv |
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キャメルの買い過ぎはおいといて…オリビアこそ、何も買い揃えなくていいのか?
Eastなんて今じゃほとんど何もないぜ? 軍事物資もCenterからの僅かな支給程度だし |
オリビア05 |
心配は無用よ。必要な物はとっくに買い済ませてあるから。 |
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ハイネ06 |
準備がよろしいこって。
したら、ちょっくら野暮用行ってくるか…。キャメルのおもり、任せたぜ。 |
(野暮用=アリサに会いに行く) |
オリビア06 |
了解。 あなたも、”また、怒らせないように” ね。
1話の最初のように、アリサを喜ばせるつもりが逆に怒らせてしまうことが多々あるため忠告 |
@クスっと笑いながら
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〜場面転換〜
<North MilitaryBase(北指令本部)。 SE:サイレン、キータッチ音> |
一飛行主力部隊「VALK EAGLE」の新人『ジェイク』に実践飛行中の緊急事態発生にて、緊迫する指令室 |
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ヒルデガルド01 |
何の騒ぎだ!この警報は何だ! |
鳴り響くサイレンに
オペレーターの元へ |
オペレーター03 |
『Unknown』が…Unknown が突然現れ、新人演習中のVALKと戦闘に…! |
@驚愕、激しい動揺 |
ヒルデガルド02 |
何だと?! 突然とはどういうことだ。まさかレーダーに感知されなかっとでも言うのか!状況を詳しく話せ! |
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オペレーター04 |
そ、それが…レーダー感知した時には既にVALK
EAGLE-1の目前に居て… |
@信じられない と |
ヒルデガルド03 |
そんなわけが無かろうが!
そもそも、ハイディングしていようが、MilitaryBaseのレーダーが見逃すわけが無い! |
@在りえない事実を
真っ向から否定 |
オペレーター05 |
げ、現場本機に状況の真偽を… |
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ヒルデガルド04 |
ならぬ! 基地圏内での交信は奴等に基地の場所を教える自滅行為と忘れたか! |
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ヒルデガルド05 |
……VALKを信じるしかあるまい。 帰還後、詳細を聞く。 |
静かに落ち着いた様子で |
オペレーター06 |
了解…。 敵機撃墜確認後、VALK EAGLE-1に指令を送ります。 |
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ヒルデガルド06 |
(飛行部隊のサーチと違い、本部のレーダーは圏内近郊であれば、ハイディング状態だろうと
正確に敵機の位置・姿を捕らえる…。だが、目前までキャッチできないとは…どういうことだ…?) |
@冷静な疑問 |
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〜場面転換〜
<North Citybase(市街基地)。 軍施設内。> |
North Citybase(市街基地)でショッピングを続ける
キャメルをオリビア に任せ、
ハイネはデパートメント地下に建設されている軍施設内をアリサを探し、うろついていた。 |
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ハイネ07 |
しっかし、「アイツら」が居ながらEast軍が壊滅に追いやられるほどの状況、ってぇのもなんだよな…。
大量の『Unknown』からの攻撃を受けてるとしたらもっと早くに加勢命令くるはずだし…どういうこった? |
目的の人物を探し歩き
ながらの独り言 |
一般兵A01 |
あれ? ランス中佐…本部に戻られていたのでは? |
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ハイネ08 |
あぁうんまぁそうなんだけど臨時休暇ってやつ?
んーで、任務出る前に調達と用事済ませとこうってんでシティに来たのはイーんだ、けど… |
@周囲を見渡し探しながら。 |
一般兵A02 |
休む暇無く任務任務で大変ですねぇ…さすが主力部隊は格が違うなぁ… |
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ハイネ09 |
おっかしいな、、ここらの医務室に居ると思ったんだけど… |
↑全く聞いてない |
一般兵A03 |
誰かお探しで? |
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看護師01 |
アリサチーフでしたら、シアターホールに行かれましたよ。ハイネ=ランス中佐(微笑みながらハイネに) |
@ちょうど会話が耳に入り登場 |
ハイネ10 |
シアターに? 映画嫌いなのに珍しいな…。(←独り言) サンキュ |
軽く礼を言いその場を去る |
一般兵A04 |
え、え、え、何もしかして、アリサとランス中佐って…、でき…?!?!?! |
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看護師02 |
シー。あまり周囲に漏らさないでよ?貴方だって、ランス中佐がはぐらかしていたのは気付いていたでしょ? |
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一般兵A05 |
…なんとなくは、そんな感じもしていたけど… |
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看護師03 |
あまり、人に悟られたくないのよ。お互いに。アリサは貴方や私と同じ、一等兵。
対し、ランス中佐は将軍に近い階級に加え、Northだけでなく国家全域から指示される程のエリート。
この関係が周囲に知れたら、どう? 特にアリサへの不満や嫌な見られ方になって当然じゃない |
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一般兵A06 |
階級を超えた恋愛かぁ…昔の映画にそういうの、あったね。あーーーー羨ましいぃぃいい!! |
昔の映画=ロミオとジュリエット |
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〜場面転換〜
<North MilitaryBase(北指令本部)。 SE:サイレン、キータッチ音> |
実践飛行中の『Unknown』との交戦中なユリムとジェイク。 |
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オペレーター07 |
VALK EAGLE-1.5と交戦していた『Unknown』…モニタより消失! |
@緊迫した雰囲気 |
ヒルデガルド07 |
EAGLE-1との回線を開け。 |
@漸くの状況把握に…と |
オペレーター08 |
了解。 VALK EALGE-1との交信を開始します。
こちら North MilitaryBase司令部。EAGLE-1
応答せよ。 |
キータッチしながら |
ユリム17 |
NMB-VALK EAGLE1、ユリム=リグレット。
『Unknown』撃墜。現在墜落現場に向かっている。 |
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ヒルデガルド08 |
こちらのモニターでは、『Unknown』の気配は直前まで確認できなかったと聞いている。
リグレット准将、非現実的な事の真偽を聞かせてもらおうか。 |
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ユリム18 |
演習飛行の最中、ダミーを全て撃ち落し帰還体勢に入った直後、突然目の前に『Unknown』が現れた。
その時のサーチレベルは4。50km四方を確認したが、目前数百メートル手前まで感知せず… |
冷静に状況報告 |
ヒルデガルド09 |
ありえぬ…。そのようなことが実際にあってなるものか! |
全面否定 |
ユリム19 |
有り得ないことが実際に起きたんだ。やつらの技術は未知数…未だ完全には解明されていないのも事実。
想定外な事態が現実に起きた以上、素直に認めるしかない。 |
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ヒルデガルド10 |
-----っ、 |
やり切れない想い |
ユリム20 |
ん? …わかった。[←ジェイクからの通信] 墜落した敵機を発見。回収のため、一時交信を中断する。 |
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ヒルデガルド11 |
帰還後、速やかに詳細の報告をするように。 |
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